17日キャンポリー最終日は雨…
昨日はまさにローバースカウトたちに楽しませてもらった一日で、ひとつ釜の飯、営火、そしてラウンジでは育成会車で来ていただいた教会の方や神父さまとともにおなかがよじれるくらい笑っておしゃべりして、本当に楽しかったな…とぼんやり外を眺めると、来た日と同じく濡れそぼったガールサイトのテント、ゲートボール場はきれいに片付いているところをみると、ラウンジが引けてからくたくたのスカウト達がまたがんばって片づけたんだなあ。
野外で…の楽しみはかなわなかったけれど、磐梯の間には素敵な竹で作られた祭壇と朗読台が持ち込まれている。これもローバースカウトの作品。いつもとちがう、でもいつも一緒にいてくださっている神父さまとのミサの準備が始まっている。ほとんど寝ていないだろうローバーの一人がそっとやってきて「昨夜、黒い、このくらいのバッグを見ませんでした?財布も免許証も携帯も、みんなそこに入っていて、確かにラウンジには持っていってるんだけど見当たらなくて」それは大変。探し物上手たちが一番怪しいスカウトの出入り口に急行。ゴミをあさり、衣装をひっくり返し、ひとつ釜の名残の発泡スチロールの箱を開けてみるものの、そんなものはどこにもない。
もう1人のローバースカウトも心配そうにやってきて「実は、おれの携帯もないんですよ」げげ、キミも?まあ、あんまりびっくりしないけどね。また?って感じで…と思ったことは口に出さず、「たぶん誰かの荷物に紛れているんだと思うけど…」といいながら、もう一度同じ場所を探してみる。困ったな。旅館の落し物のコーナーにも届いていない。うーん…どうしたものか。
♪私たちは魚のよう…が聞こえる。スカウトたちが歌う声がながれる廊下を歩いていると、どこか古い教会にいるような錯覚に。目に見えない大きなものに見守られて、スカウトたちと、リーダーたちと、充実した素晴らしい時間をここで過ごせたことに深々と感謝の気持ちが湧いてくる。
黒いバッグの探し物?そうそう、二度もあけてみた発泡スチロールの箱は2つ重なっていて、その下にあったんだって!なんでそこにいれたのかは永遠の謎。ああ、とにかくよかった。忘れ物の王者の携帯?もちろんどこからか、無事発見しましたとさ。