この感動を、保護者のみんなにも

「もうね、この素晴らしさ!保護者のみんなにも伝えたいよ!だってね、たった一人のスカウトが飛び上がるために、何人もの大人がそばにいて、力いっぱい走ってくれているんだよ。何度も、何度も山の斜面を登ってはおりるの!そしてね、降り立った時には一斉に近寄って、これ以上ないっていう優しい笑顔でスカウトに向き合ってくれているんだから。みんなに支えられて成り立っているっていうこと、保護者にもみてもらいたかった!あたりまえじゃないんだよね、絶対に伝えなくっちゃ!!」

パラグライダー体験を見守るたびに、興奮冷めやらぬ松田副団委員長が繰り返し繰り返し言葉にしてくれている。「そうだ、おれたちってスカウトのために何かをするのは当たり前だと思っているし、特別そんな報告が必要だとも思っていなかったけれど、保護者は知らないと分からないんだよなあ。そこなんだよなあ。伝える努力、していきたいね」

またまたガールスカウトから教えられたね。一緒にいることができて、本当にうれしいよね。14団も見習って頑張っていこう!!58団のみんな。いい仲間でいてくれて、心からありがとう☆

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ボーイスカウトって、やっぱりいいよね

どうも野宿は苦手なのだけど、自然の中に身を置いて、空を眺めたり風を感じたり、木々のざわめきをぼんやり聞いたりするのは大好き。そんな時間もちょっと味わいたくて、リーダーたちの隙間の時間にふらっとやってくると…

「さて、夕飯の支度にかかるか」「そうですね、そろそろ」

今日のメニューはクリームシチューなんだって。慣れた手つきでジャガイモの皮をむき始めるタキリーの後ろ姿全体から「おれ、今超ハッピー!」が伝わってくる。そういえば、くまキャンプに参加させてもらったときも、こうやって黙々と野菜を切ったりご飯を炊いたり、コーヒーを入れてくれたり、タキリーのいるところは居心地のよい場所になっていたっけ。ローバースカウトたちはみんな彼のもとで育ってきた。肩に背中に腕に鈴なりになってぶらさがり、可愛がってもらってきた子たちと10年、15年たって一緒にキャンプをしている今。こんな長い時間を、つかず離れずでずっと共有してきて、この先もこのゆるやかな関係が続いていくんだね。ボーイスカウトってすごいよ、やっぱり。

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夕方のひとこま

宿舎をはるか下に見下ろすサイトに立つと、さあっと流れていく風が本当にさわやか。なんて気持ちがいいんだろう!!

今日一日スカウトたちが空に舞う仕掛けに奔走してくださった、OBの渡辺さん、広沢さん、助っ人にいらしてくださった丹沢スカイクラブの西島さんは、パラグライダーの片づけ中。すっかり日に焼けてちょっとお疲れのようだけど、「明日はどうする?」なんて相談しながら手を動かしていらっしゃる。ありがたいなあ。

これからお風呂に降りていくというボーイ隊リーダーたちともすっかり打ち解けて、楽しそうな雰囲気。何かのご縁で成城教会のボーイスカウトとなった人たちが、時間を超えてここでつながっている。いいね、いいね。みんなが集うキャンポリー☆

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可愛いサイト

昨日の無常の雨…びしょ濡れになりながらできあがったガールスカウトのサイトは、ゲレンデを降りたところにあります。めったにないチャンスなのでちょっと訪問してみると…まあ!なんて可愛らしい装飾!ボーイスカウトではちょっと考えられない、優しさいっぱいのホームが出現。なくてももちろんかまわないものだけど、それでもこんなきめ細やかさがとっても素敵。

教会を予定通り7時に出発した「ガールバス」が24人のブラウニーやジュニアたちを乗せて、順調に走行中。間もなく到着しますよ。

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ラッパの主

ボーイ隊のスカウトにとって、カブスカウト時代の隊長でもあるナリエルリーダーはとても近しい存在。でも、ボーイに上進してからは昔みたいに甘えたり、よわっちいところなんて見せられないもんね!「おれはもう、昔のおれじゃないんだぜ」の心意気で、時々へこたれながらもボーイ隊の空気に染まり、超頑張っているところ。

でも、こんなうれしいお見送りにはやっぱり思わず笑顔になっちゃうよ。ラッパの音に送り出され、ボーイ隊はこれから安達太良山登山に出発~!!

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キャンポリー・二日目

ボーイ隊・ベンチャー隊・ローバー隊のサイトはゲレンデの上。水は旅館前の湧き水を利用しているので、日に何度も軽トラックが坂道を往復しています。二日目の15日の朝も早くから、リーダー2人が下りてきて水汲みの最中。

山の上から大笑いやラッパの音が風に乗って聞こえてくるので、きっと相変わらずのにぎやかさ(いや、うるさいかも)で、みんな元気なんだろうな。午後近藤さんが合流したら、一緒にサイト訪問に行ってみよう。

今日はカブ隊は野営組のサイトのそばを通ってハイキング。ボーイ隊も安達太良山登山にチャレンジの予定。天気は上々!

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キャンポリー・一日目

沼尻温泉には予定より30分早く到着!磐梯の間でおにぎりを食べた後、ゲートボール場で開営式をおこないました。朝から雨が降り雲もどんより重く垂れこめていたのだけど、この時だけは雨はやんだのもローバーたちの頑張りへのごほうびかな?

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9年前の45周年キャンポリーの時にもお世話になった、田村屋旅館の佐藤支配人に励ましのメッセージをいただき、シニアとボーイ隊の代表スカウトによる「スカウト宣誓」で、高らかにキャンポリーの始まりが告げられました!

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今日はそのあとザーザーの雨で…シニアの設営はドロドロで本当に気の毒でしたが、頑張って素敵なサイトが完成しました。このキャンポリーの目玉のパラグライダーは本日試運転は残念ながら中止・・・でも!明日はみんな元気よく空を飛び、ハイキングに出かけ、やってくるテンダー、ブラウニー、ジュニアを待っています!気をつけてきてね~~☆

初めての夕食

今日の宿舎での夕食は、ビーバー隊とカブ隊、団委員会の33人でいただきました。もちろん往年の声自慢のリーダーが前に出て「歌のおじさん」からスタートです。舎営とは思えない豪華なバイキング形式の食事に、スカウトたちもにっこにこ!

ビーバースカウトは活動が終わった夕方から翌朝までは、ご家族と一緒に過ごすことになっているのですが、2人のスカウトともおじいちゃまやおばあちゃまが参加してくださっています。今夜も家族そろって、リーダーも一緒のなんだか楽しい予定があるみたいですよ。

カブ隊は雨が降ってきてしまい、とっておきのナイトプログラムを残念ながら雨プロに変更したようです。山の上にいるボーイサイトを2人ずつ訪問して、お宝をゲットしてくるプログラムは、野営組にもちょっと楽しみなひとときだったので、本当に残念。それでも「磐梯の間」に集合してゲーム大会が行なわれていました。もちろん見学に行ったOBの田代さんはつかまって、一緒に楽しんできちゃいました。

子どもたちとふれあうと、元気が出るよなぁ…。はい、その通り。

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OBのみなさん

パラグライダーを教えてくださる渡辺さんと広沢さんは14団の前身である東京182団育ち。4年前の結団50周年行事をきっかけに立ち上がったOB会のメンバーでもあります。久々にのボーイスカウトのキャンプで、「何か後輩のために役に立ちたいな」という夢がいよいよかないます。あいにくの雨で初日のトライアル飛行は中止でしたが、「明日は5時に起きて準備をしよう」と、夕飯を食べながら作戦会議。

育成会理事である西和田さんと田代さんも合流、こちらも久しぶりに先輩後輩での思い出話にも花が咲いています。

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ローバースカウト、活動開始

今の14団の、一番の自慢はローバースカウト☆

すでにこのブログに書き込みをしている自転車マン、F(ukushima)を満喫中の入隊したばかりのお茶目なトリオはもちろん、ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊で後輩のめんどうを見ているスカウト、自分の力をさらに高める努力中のスカウトの、18名のうち10名以上が、キャンポリー期間中の合同行事の運営してくれることになっています。そのまず一番初めが、開営式。

スカウトの、スカウトによる、スカウトの言葉での宣誓を練習中!実はいきなり振られたらしいのですが、そこはスカウト、どちらも度胸を決めています。いつも「うーん…急に挨拶をしてって振られると困っちゃうのよね。困った、いったい何を言おうかしら…」と、本当に困った顔で、でもいつだって仲間を思いやり、感謝の心を忘れないで楽しくね!のメッセージを優しい声で話してくれる58団の団委員長の方は、開営式直前に、相変わらずスカウトの隣でドキドキ中。

その横ではこのキャンポリーでやってみたい「パラグライダー」や「人文字」撮影のためのドローン。さてさて、思い通りに飛んでくれるかな!?

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到着したよ!

朝7時に出発して、12時半に到着!5時間半のドライブはとっても快適で、教会を出発した時と同じ元気のまま沼尻温泉の田村屋旅館前に無事到着!!

開営式前に、まずは「磐梯の間」に入っておひるごはんにしました。朝早く食べて出てきたので、12時半過ぎまでビーバースカウトもカブスカウトも、みんなよく我慢してきたよね。えらいえらい。で、食べた後はゴロン…としたくなるリーダーがいて、それを見つけたカブスカウトはもちろんうれしくなっちゃって、なぜか?筋トレの始まり。

前日雨の中設営した野営サイトから、ボーイ隊がおりてきました!リーダーたちとJRで先行して来たスカウト達ですが、隊長の到着のお出迎えです。「おお~!元気だったかぁ!?」と隊長。にっこにこのスカウトたち。

昨夜の激しい雨で危険回避を選択したベンチャー隊は、磐梯山登山を途中で中止し、近場でキャンプ。こういう判断ができるのも、いろいろな体験の積み重ねのおかげですね。普段は長野県に住んでいてときどきしか会えないリーダーの到着に、これまたうれしそうなスカウトたち。スカウト先輩でもあるリーダーたちとは、また不思議なつながりがあるみたい。

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バスの中でも元気・元気!

8月14日朝6時半。カトリック成城教会には次々とリーダーやスカウトが集まってきました。現地は朝から雨だとの情報に急きょ国旗の三脚も加え、たくさんの荷物とともにバスが出発したのは予定通りの7:00!

わくわくの笑顔と期待をいっぱい乗せているから、車内はとってもにぎやか。順調な4時間の行程だったので、9:00佐野PAと11:00那須高原PAとでトイレ休憩。身体を伸ばしてリフレッシュしたのはスカウトもリーダーも同じ。もちろんリーダーはキャンポリー中のエネルギー補給のためおやつも調達しましたけどね。

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ボーイ隊設営完了(雨にもめげず)

あちこちの団のFacebookを見ていると、「雨の中の設営…やれやれ」の記事がちらほら。14団ボーイ隊の設営時もやっぱり雨だったようで、若干テンションが下がっていたそうです。が、もちろん今は元気元気!!やっぱりみんな、外で夜を過ごすのは好きだよね。すごく楽しいモノを買い忘れちゃった!とかで、明日出発の隊長がいそいそ買い出しに出かけたところ。着々とキャンプの彩りが整っていきます。

テントがトラック便で先行してしまっていたベンチャー隊は、無事テントを受け取り、今頃磐梯山山頂で就寝準備中でしょうか。ジャンボリーにも参加した3人は、思い出話にも事欠かないでしょうね。満天の星空の下ではないのがちょっと気の毒だなあ。

さて、いよいよ明日はビーバースカウトとご家族、カブ隊、シニア、そしてリーダーたちを乗せた団バスが出発します!早く寝て、体調を整えて元気で明日教会で会いましょうね!キャンポリーまでいよいよあと1日★

BS隊・VS隊・RS隊 出発!

よりによって雨の朝。でも全然そんなことを気にしないのが14団スカウトのいいところ。いつもと変わらず、早朝というのに明るくジョークを飛ばしながらも、出発準備に抜かりはありません。カメラを向けると絶対にピースをしたくなるRSタツヤにつられて、6時前というのに一斉にこの笑顔。

4時過ぎには予定通りトラック便が先発、スカウトの教会出発は5時45分でした。清リーダーの「元気に行くぞ!おー!(もちろん小声で)」に、笑顔で応えるスカウトたち。午後にはキャンプ場に到着、設営に入ります。

さて、本日ローバー隊幹事長でもある清リーダーが25歳の誕生日を迎えました♪♪ おめでとう~~!期間中のローバー隊の活躍も、どうぞよろしくね。DSCN1377[1]DSCN1390[1]DSCN1392[1]

電波が邪魔をして

お、おーい・・・!Road to Fukushimaの更新がパタッと途絶えてしまいましたが、佐藤隊長のもとに「17:27、無事宿屋に到着!」の連絡があったそうです。ああ、よかった~。

それにしても便利な世の中で、これに慣れてしまうとそれはそれで心配もつきないものですね。ほんの数年前まで、たとえばベンチャースカウトが出発して、次に再会するまでの過程は一切リーダーにはわからないのが当たり前だったのだから、リーダーも太っ腹でないと務まらないですね。

たぶん、明朝はまた鼻歌交じりのルンルンレポートがチェックできるはず。元気な更新を楽しみに、まずはおやすみなさい♪